「地方議会を脇役から主役へ」
明治維新、日本は列強と伍していくために、日本中の力を一つにまとめ、強固な中央集権体制を確立する必要がありました。乏しいヒトやカネを、一か所に集めて活用するために、政府はすべてのものを東京に集中させたのです。
そして、中央が地方を完全にコントロールする体制の中、日本は近代国家に変貌していきました。また、敗戦直後の日本は、経済復興にわずかな資源を効果的に活用していかなければならず、それには中央集権的なシステムのほうが優れていたのです。
政府が基幹産業や企業を育て、貿易の振興をはかり、生産物を海外に積極的に輸出。それによって得られた富を、政府が国民や各地方に分配する税財政システムをつくり、個人の所得や各地方の社会資本が平均化する社会を築いてきました。その結果、日本は経済大国に成長すると同時に貧富の差の小さな「平等社会」となったのです。
しかし、国民の価値観が「豊かさ」という一元的なものから、「個性」や「らしさ」という多様化の時代になってくると、一元的な統治システムは、次の社会的発展の弊害となってきました。
地方議会の本来の役割を検討すべき時代…
地方議会の強みは、民意を鏡のように反映できる点にあります。
現場から鋭く問題を提起、政策論争をし、政策や条例を提案する提案者として…今こそ、地方議会を根本から改革し、脇役から主役に変えるときです。
「守るべき人がいる」
日本全体が人口減少社会に突入する中、広島市もその例外ではなく平成32年以降、ついに減少に転じるとされています。
人口減少で税収が減ると、一人当たりの負担は相対的に重くなり、経済成長への悪影響や生活不安の増大などが懸念されるため、早急に対策を講じる必要があります。
その対策とは…「楽しみ・学び・働けるまち」を実現することで都市としての中枢機能を高め、中・四国地方はもちろん、国内外からも誘客氏、交流人口の増大を図ることにより、持続可能な都市を目指します。
東区の財産、“ひろしま遊学の森”を一日も早く皆様のもとへ
被災した“ひろしま遊学の森”を、これまで以上の魅力に溢れる、市民の憩いの場として生まれ変わるよう働きかけてまいります。
元気で長生きを実現!
同じ政令市である仙台市と広島市の健康寿命を比較すると、男性で平均8.1年、女性で12.1年、広島市が短いことが報告されています。
その要因として特定検診の受診率の低さが指摘されています。(特定検診受診率:仙台市 46.4% 広島市:19.1%)
検診率向上のため、各種施策の充実を図ります。
子ども・子育てを支援
子育ての経済的負担を軽減するために…
◆子どもを育てる人を手厚く支援するよう、手当て・控除等を充実
◆奨学金の充実、高等教育費の支援
高齢者いきいき活動ポイント事業を応援します。
高齢者の介護予防やボランティア活動、また健康増進のための活動を促進するきっかけづくりとして、引き続き「高齢者いきいき活動ポイント事業」を応援します。
府中大川の改修工事早期実現と交通網の強化
広島・中島線
◆下温品交差点~鶴江橋間の早期拡幅整備
豪雨災害により、府中大川は上流から流出し他土石で河床が上昇した上に増水したため、河川氾濫の危険が迫りました。
こうした危険性を解消するため、府中大川の改修と道路の拡幅を併せて、早期に整備するよう働きかけます。
府中・祇園線
◆中山踏切~下温品交差点間の早期拡幅整備
広島高速5号線
(広島駅北口~温品(間所))
◆早期完成を目指します。